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2005年11月22日
水を張り筏上でコーティング(新日石事故原因)
22日、市民環境委員会で、新日本石油での9月8日硫化水素漏洩事故、15日軽油漏洩事故の原因と改善対策が報告されました。
ドーム型タンクからの軽油漏洩事故は、内部コーティングの腐食が原因とされていました。今回の報告では、コーティングの際、内部に水を張り、筏を浮かべて作業したが「塗布面が湿潤状態、しかも薄く施工したため、腐食が側板に及び、貫孔に至ったもの」と言っています。足場を組むと経費がかかるので、そうした、と報告されました。私は「水面上でのコーティングがうまくいかないのは誰でも分かること。作業基準マニュアルが無いのが問題だ」と指摘し、消防局は「行政も加えたプロジェクト組織を立ち上げるよう指導している」と答弁しました。
3人の負傷者を出した硫化水素漏洩事故の原因は、ガスを遮断する仕切り板を受けるくぼみにスケール(硫化鉄さび)がたまり、隙間から有毒ガスが漏れた、と報告されました。改善対策は、管内にスチームを通してさびなどを除去していたのを、「運転停止時に仕切り板を開放してスケールの堆積状況を確認、整備する」と改められました。これも点検基準マニュアルとして確立しなければなりません。
水島コンビナート事故で痛感するのは、事故は倉敷消防、高圧ガス法関係は岡山県及び経済産業省、労災事故は厚労省とタテ割の対応で、しかも後追いだけです。国、県、市が一体になった防止策、予防政策に一歩を進めるべきではないでしょうか。
記事 小山ひろみち : 2005年11月22日
コメント
水島コンビナート事故の原因は、つまるところ合理化と経費節約の結果ですね。おそらくこれは企業に共通した体質でしょう。大変重大な問題です。
投稿者 T,K : 2005年11月24日 18:20
