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2006年04月07日
「21世紀の世界と社会主義」を読んで
この本は、副題に「日中理論会談で何を語ったか」とあるように、不破哲三さんが議長として、昨年12月に行なわれた会談についてのCS通信報告に整理・加筆されたものです。
中国からの問題提起に答える形で、不破さんの研究成果、日本共産党綱領の到達点が縦横に語られています。私が印象に残った点は、現代世界の問題点ーー貧富の格差拡大、環境破壊と資源浪費、人間の全面的発達への否定的現象などーーが、資本主義で解決できるのか、それとも資本主義の先の社会を展望した社会主義・共産主義を目指す方向で解決できるのか、どちらにも問われている、と言っていることです。
日本共産党は今、社会的格差の拡大を、社会的連帯で阻止し、平和ですみよい日本を目指して頑張っています。理想的な未来社会がいつの日か生まれる、というのではなく、現在の問題を未来へむけて解決しようと努力する中からつくりだされるものだ、ということ。そのための導きの糸が、科学的社会主義の理論だ、ということです。
「官から民へ」と本来「官」の仕事である格差是正を投げ捨て、民間企業の利益第一主義に委ね、格差拡大を当然とする「新自由主義」小泉政治から、市民福祉を守るこが切実で緊急な課題です。
記事 小山ひろみち : 2006年04月07日
