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2007年08月27日
高梁川・小田川・柳井原湖問題
国土交通省がこの度策定した「高梁川水系河川整備基本方針」では、小田川治水(真備町)のためとして、洪水時に柳井原湖をバイパスにし、高梁川との合流点を現在より4キロメートル下流の水江地内(水江の渡し下流)にする計画を発表しました。
これは中止された「柳井原ダム」とよく似ています。このとき、柳井原湖下流部に可動式のダムをつくり、合流点を4キロメートル下流に移すことで小田川治水(真備町)にもなる、と説明されていました。
今回の「基本方針」で、違うのは柳井原湖の上流部にも堰を検討する、としている点、また、笠井堰、潮止堰を可動堰にし、合わせて湛井堰も可動化し、流量調整を行う、というものです。いくつかの可動堰の操作によって洪水を防ぐ、というやり方です。
ダムによる治水対策で、判断が難しいのが放水時といわれます。タイミングが遅れると、上流に洪水を起こし、早すぎると下流に洪水を起こす危険があります。どちらも「人災」となります。
日本の河川は、通常はほとんど流れず、水需要が高まると「渇水」が起き、逆に大雨が続くと一気に下流に流れ出し、洪水の危険が増大します。根本的には「緑のダム」で少しずつ流すのが理想ですが、水源地が開発され「緑のダム」が失われる状況下でつくられるダムは、「自然を操作する」難しさを抱え込みます。
いずれにしても、高梁川・小田川・柳井原湖の問題は、81年前に完成した「高梁川大改修」にも遡る、倉敷市が解決しなければならない大きな問題です。
記事 小山ひろみち : 2007年08月27日
コメント
文章だけだと難しいです。図があると助かります。
投稿者 大野 : 2007年08月28日 12:17
