« 近ぢかと白鳥の首がっしり浮くー――よし子 | メイン | 倉敷9条の会協賛「アジアの傷跡大森久雄・保子写真展」 »
2005年11月27日
文学館は必要ですーーこの思いを更に強くしました
薄田泣菫没後60周年・泣菫資料寄贈記念
薄田泣菫をめぐる人々 ーーー芥川竜之介を中心にーーーへ行きました。
泣菫は、郷土の誇る文学者です。このたびそのご遺族から膨大な資料が寄贈されました。それをもとに
泣菫顕彰会の皆様の手によって資料の解読と研究がなされ展示会の運びとなりました。
この展示会はとても素敵な企画でした。今まで倉敷市にはこう言う催しがほとんどありませんでした。
私は、展示会に行って、新しいことを発見しました。それは今まで泣菫は詩人とばかり思っていたのですが、偉大な随筆家でもあったことが、この企画展で分かりました。島村抱月の死を悼んで「茶話」と言う随筆を、何話も書いています。この会場で、偶然室山貴義氏と会いました。そこで私は質問しました。「このあとこの貴重な資料の数々どうされるのでしようか」保管場所はないとの事です。同様のことを、受け付けに居られた顕彰会の三宅さんにも尋ねました。市の何処かに保管してもらうしかないそうです。
三宅さんは、更にこう言われました「玉島には、川田甕江の資料があるが置き場がないのでダンボール箱に詰められて図書館に置かれている」とのことです。川田甕江といえば、玉島出身の漢学者です。
玄石文庫のように貴重な資料を散逸・紛失しないためにも、貴重な資料を生かしながら保管できる場所それは、文学館を作ることです。参考のため近日中に、吉備路文学館に行ってみようと思います。
付け加えてもう一つの発見それは泣菫は、芥川竜之介、菊池寛、その他多くの文学者を育てていることです。その事が資料の中からうかがわれました。なんだかとても誇らしい気持ちになりました。
投稿者 大本よし子